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【古文のコツ??】受験勉強と季節感

こんにちは、大学受験専門予備校。日本初!授業をしない武田塾志木校”です。

 

外を歩いてたらこんな植物を見かけました。

ヘビイチゴです。
4月から梅雨前の6月までに花を咲かせる、
バラ科キジムシロ属の多年草です。
5月の季語のひとつですね。
赤色の鮮やかな実がとても可愛いですね。
食べられない苺だと聞いていましたし、名前もヘビが付くので、毒があるものだと思っていました。
しかし、調べてみると毒どころか漢方になるらしく、
ヘビイチゴの茎や葉などは煎じて飲むと解熱作用があり、
実は食べても味が無く美味しくは無い様ですが、焼酎に漬けた物は虫刺されなどに効く薬として昔から使われているそうです。
受験勉強を一生懸命こなしていると、季節感覚をつい失いがちなので、
こういったものに目を配ってみるのも面白いですよ!

さて、このヘビイチゴは在来種として歴史は古く、

清少納言の枕草子の「名恐ろしきもの」のなかでもクチナワイチゴ(クチナワ=蛇)が出てきます。
枕草子は出典として選ばれることも多く、古文利用者は一度は触れたことのある文章だと思います。

名おそろしきもの。青淵。谷の洞。鰭板(はたいた)。鉄(くろがね)。土塊(つちくれ)。雷(いかづち)は名のみにもあらず、いみじうおそろし。疾風(はやち)。不祥雲。矛星(ほこぼし)。肘笠雨。荒野(あらの)ら。

強盗(がうだう)、またよろづにおそろし。らんそう、おほかたおそろし。かなもち、またよろづにおそろし。生霊(いきすだま)。蛇(くちなわ)いちご。鬼わらび。鬼ところ。荊(むばら)。枳殻(からたち)。炒炭(いりずみ)。牛鬼。碇(いかり)、名よりも見るはおそろし。

清少納言の大嫌いな雷や強盗と並び、形が恐ろしいと言われています(´・ω・`)
まぁとげとげしい見た目ではありますが…
ヘビイチゴに限らず、古典の中で出てくる植物の多くは、現在でも存在しているものです。
学校や塾の行き帰りに少しだけ目線を下げてみることで、思わぬ季語のヒントが転がってますよ。

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