【第14章】第④回 入試当日の挑み方「事前準備がものをいう問題、その場対応の問題 編」|武田塾 中森・宮田の大学受験の歩き方

中森「ポジティブにした上でですね、本番の挑み方っていうところで結構捨て問の判断とかが難しいとか。どこで点稼ぐのか難しいみたいなこととかがちょっとあったりするじゃないですか。その中でですね、よく捨て問ってどう捨てたらいいんですかみたいなのが結構聞かれたりはするんですけど。捨て問って2種類あるんですよ。それに合わせた事前準備ってのがあって、簡単に言うとですね、その場で対応するような問題と事前準備が必要、それがものをいう問題ってのがあって、それごとに挑み方だったり対処法が変わってくるんですよ。例えば英語だったら英作文っていう範囲って対策すればいけるというか、英作文の対策をすれば英作文は書けるじゃないですか。だけど数学って基本的にどの分野が簡単でどの分野が難しいがわからないと思いません?」

宮田「わからないです」

中森「だから事前準備がものを言う範囲っていうのは簡単に言うと英作文みたいに、英作文は点取りたいならやるしかないじゃないですか。それを準備してやる以上は点を稼ぎにいきたい範囲なわけですよ。逆にその場対応の問題っていうのは数学なんかだと幅広くやってどこでるかわかんないけど出た範囲の中で取れそうなとこで稼いでくみたいな話になっていくわけですね。例えば捨て問を判断するとか解く問題を考えるってなった時に、事前に決められるものっていうのと事前にはどうにも決められなくて実際に挑んでみて、ここ取ってここ切ろうっていう判断をしなくちゃいけない問題っていうのは結構あるわけなんですね。だから本番に挑む前段階でもどこ解くのって決められるとこはある程度決めといて、トータルで5割達するように。で、それが決められないものはその時出た問題の簡単なところでとりあえず、例えば大問4つのうち2個は取って、残りの2個で部分点稼いで合格点取ろうみたいな戦略を取るとか。その中でもこの分野だけは絶対毎年出るからここだけ特化して事前に準備、対策して他の範囲はどこが出たとしても対応できるようにある程度しとこうみたいな戦略立てたりっていう形になるんですよ」

宮田「すごい勉強になってます」

中森「注意する点としたら事前準備だけっていうのも厳しい。要はその場の難易度でどうしても判断しなきゃいけない側面っていうのは特に理系科目なんかはどうしても関わってきちゃうから、そこは全部解かなきゃいけないような問題じゃない限り基本的にその辺は判断しなきゃいけない。で、その場対応の問題っていうのもその場で対処すればいいんでしょって下準備を行ってて、例えば計算速度とかがそもそも遅かったりとかそういう話になっちゃうと、確かに問題どれ解くか考えるのはその場対応なんだけど、どれを解くか決めた上で解く能力がなかったらその場で対応したところで解けないものは解けないわけなんですよね。対応する問題、事前準備でなんとかする問題、それぞれあったりはするんだけどどちらのケースであったとしても要は合格点取るために必要な準備をした上で、その挑み方をどうするかっていう問題でしかないってとこなんですよね。そこをどうやって、この大学のこの入試科目だったらこういう戦略で挑んでこうみたいな。そのためにはこういう準備しとかなきゃな。本番ではこうしなきゃな。みたいなことを考えてやっていくといいよって話ですね。で、ここまで考えてると割と頭真っ白にならないんですよ。決めとけば」

宮田「そうですよね」

中森「結構パニックになっちゃう人は事前準備型の人なんですよ。事前準備してその場で対応することに慣れてないから。でも本番は絶対その場で対応しなきゃいけない側面って絶対あるんですよ。そこで『どうしよう・・』ってなって『何しなきゃいけないんだっけ』『時間なくなるどうしよう』っていう連鎖に陥るみたいなことがあるので、その2側面があるんだよってこと。で、どちらにも対処できるようにしとかないとっていうので最終的に自分の理想的な解き方のシュミレーションをしっかりしとく。だから問題解けるか解けないかだけじゃなくて本番どう解いてくのかっていうイメージがすごく大事だよっていうことなんですね」

宮田「イメージを鍛えるだけでも全然違いますか?」

中森「そう。時間の使い方っていう面でもそうだし『本番そんなうまくいかないよな』ってことが思ってるていうのは結構大事ってことですね。この辺の想定をちゃんとしておいて。この辺りをしっかりやってくれればと思います」