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法学部を志望するか迷ったらこれだ!「法学部のホントの話」まとめ編

武田塾御茶ノ水本校講師の菊池です。

 

本日は、総括的に「実際法学部ってどうなの??」という法学部のホントの部分を紹介したいと思います。

前回までのまとめとして、明治大学に限らず、法学部でよかったこと、よくなかったこと、紹介してみます。

☆よかったこと☆

1.法的、論理的思考が身につく

法学部の1年生であれば、全員「法的三段論法」という単語を耳にすると思います。

 

「法的三段論法」とは?

1,大前提

2,小前提

3,結論

と、展開することです。具体的には、

・大前提:人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する(刑法199条)。

・小前提:AはBを殺した。

・結論:Aは、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処せられる

とすることです。

意外とこれは大事なことです。

 

2.法律を知っていると、社会問題について興味がわく

さらに、法律を知っていると、社会問題について興味がわきます。

例えば、いま問題になっている「PPAP」の商標登録の問題。

モラルが試される問題だと思いますが、1番の問題はそのような申請ができてします法律上の欠陥なのではないか?と考えてしまいます。

なによりもまず、何が問題なのかを見極めることが必要なのです。

 

3.出席しなければいけない授業が少ないから勉強ができればいい

これは、結果論ですが、勉強さえしていれば単位は問題はありませんでした。

 

▼残念だったこと▼

1.みんなで社会調査みたいなゼミっぽいゼミができなかった

なんかゼミってみんなでファミレス集まって徹夜で資料作る、みたいなイメージありませんか?笑

そうゆう「大学生っぽいこと」をゼミで出来ませんでした。

 

2.海外に目が向きにくい

これは人によりけりだと思いますが、専門にしている分野が日本特有な分野だと海外の議論などを参照しにくくなります。

 

3.大学で得た知識を活用しにくい

法学部は、法律の知識を活用しにくいです。

それはぜかといえば、法律のエキスパートは、「法曹」だからです。今は、「インハウス・ローヤーあるいは組織内弁護士・企業内弁護士 (inhouse lawyer)」と呼ばれる専門家がいます。

そのため、法学部を出たから法律に関する部署に配属!というわけにはいかないように感じます。

 

以上、個人的な経験から「法学部あるある(?)」を紹介してみました。

 

学部選びをする際の参考にしてもらえれば幸いです!

 

以上、武田塾御茶ノ水本校講師の菊池でした!

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「法学部のホントの話」シリーズ 連載記事はこちら

第1回→こちら

第2回→こちら

第3回→こちら

まとめ編→いまここ!

 

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